今回は、、、
- 鶏胸肉ってどんな栄養があるの?
- 鶏胸肉に含まれる栄養の効果は?
- 鶏の胸肉って本当にダイエットに必要なの?
こんな疑問に答えていきます。
ダイエットをすでに始めている方、これから始めようと考えている方へ参考になるれば幸いです。
- 鶏胸肉の栄養素について
- ダイエットするなら必ず摂取したほうがいい理由
目次
ダイエットに最適!!鶏むね肉の栄養素について
まずはなぜ鶏胸肉がダイエットに最適なのかをご説明します。
タンパク質が豊富で低糖質であること、さらにビタミン、ミネラルも多く含まれていることがダイエットで良いとされている理由です。
そんな鶏胸肉ですが、皮がある状態と皮がない状態ではカロリーや栄養成分が変わってきます。
鶏胸肉100gあたりに含まれる栄養素
皮有りの場合
- エネルギー:191kcal
- タンパク質:19.5g(78kcal)
- 脂質:11.6g(104.4kcal)
- ビタミンK:35ug
- ナイアシン:10.6㎎
- ビタミンB6 :0.45㎎
皮なしの場合
- エネルギー:108kcal
- タンパク質:22.3g(89.2kcal)
- 脂質:1.5g(13.5kcal)
- ビタミンk:14ug
- ナイアシン:11.6㎎
- ビタミンB6 :0.54㎎
鶏胸肉に含まれる各栄養素の効果
鶏胸肉に主に含まれている栄養は5種類
- タンパク質
- 脂質
- ビタミンK
- ナイアシン
- ビタミンB6
タンパク質
人間が生きて行くうえで必要な3大栄養素の1つ。
筋肉や髪の毛、血液、免疫抗体、酵素などを作る素になります。
ダイエット中はタンパク質の摂取量を減らしてしまうと筋肉も減ってしまうので、どんなダイエット方法でも必ず摂取しなければならない栄養素になります。
タンパク質について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
脂質
タンパク質と同じく人間が生きて行くうえで必要な3大栄養素の1つです。
糖質制限をしている際、糖質の代わりに脳や体のエネルギー源を発生させるため重要な栄養素になります。
鶏胸肉は皮に脂質が多く含まれているため『皮付き』と『皮なし』では摂取カロリーが大きく変わりますので注意は必要です。
脂質について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
ビタミンK
全13種類あるビタミンの中の脂溶性に含まれるものがビタミンKです。
脂溶性というのは、水に溶けにくく、油に溶けやすいビタミンの総称です。
簡単に言うと油で調理することで体内への吸収ががよくなる栄養素です。
厚生労働省が定める日本人の1日で摂取するビタミンKの摂取基準は150ugといわれています。
ビタミンKには血液を凝固作用があり、不足すると動脈硬化や骨粗鬆症などの病気にかかりやすくなります。
鶏胸肉の皮の部分にこの栄養素が多く含まれています。
ナイアシン
全13種類あるビタミンの水溶性に含まれるのがナイアシンです。
水溶性というのは、水に溶けやすいビタミンの総称です。水洗いや加熱調理での損傷が大きく、過剰に摂取しても尿中にて排出されます。
厚生労働省が定めるナイアシンの推進摂取量は成人男性で13~15㎎NE、成人女性で10~12㎎NEになっています。
ナイアシンは体内でタンパク質、脂質、糖質をエネルギーに変える機能があり、酵素の働きを補助することができます。
タンパク質、脂質、糖質をエネルギーに変えやすくなるということは、普段の活動などで摂取した栄養が消費されやすくなるということに繋がります。
こういった機能、効果によりナイアシンはダイエットにはとても効果的な栄養素と言えるでしょう。
ビタミンB6
ナイアシンと同じく、全13種類ある中の脂溶性ビタミンの1つがビタミンB6です。
厚生労働省が定める摂取推奨量は成人男性で1.4㎎、成人女性で1.2㎎になっています。
タンパク質の消化吸収を助ける効果があります。
タンパク質の吸収を助けることにより、筋肉の成長を補助し、さらに皮膚や粘膜の健康維持にも役立つ栄養素です。
鶏胸肉に含まる疲労回復効果
鶏胸肉にはイミダペプチド(イミダゾールジペプチドとも呼ばれる)という栄養素が含まれています。
この栄養素には疲労の予防のみならず、疲労回復力を高める効果があることが研究結果で明らかになっています。
大阪市立大学の研究チームがによる実験で、イミダペプチドを4週間摂取したグループと摂取しなかったグループとで、
1.5倍日常生活による疲労感が違ったそうです。
日常的に疲労感のある方は意識して食べる機会を増やせるといいかもしれませんね。
まとめ
鶏胸肉はどんなダイエットにも合わせられるとてもいい食材です!
ダイエットだけでなく、健康を維持するためにも必要になる栄養が豊富に含まれています。
なんとなく鶏胸肉ってダイエットにいいと思われている方は多くいらっしゃいます。
そこになぜいいのか認識をお持ちいただくと意識して摂取していただけると思います。
是非参考にいてみてください!!
次回調理方法もご紹介していきたいと思います。
ではまた!!