今回は、、、
- 正しい睡眠ってなに?
- 睡眠についていろいろな情報があるけどどれが本当なの?
こんな疑問をお持ちの方におすすめな内容になっています。
前回の記事で睡眠の間違った認識について簡単にまとめています。
こちらも是非ご覧ください。
目次
睡眠の間違った認識とは?
前回の記事で簡単にお伝えしましたが、睡眠については色々な情報が出回っていますよね。出回っている情報が本当なのか、間違っているのか、もしくは体質的に自分には合わないものなど様々です。
今回はよくある睡眠について間違っている認識について解説していきます。
今回お伝えする睡眠の間違った認識は7つ
- 寝る前にテレビを見る
- コーヒーを飲んでリラックスする
- 眠れない時はひたすら目をつむる
- 寝る前にアルコールを飲むことで寝つきが良くなる
- 就寝前にお腹いっぱいご飯を食べる
- 睡眠薬を飲む
- 早起きが健康にいい
寝る前にテレビを見る
夜寝る間にふとテレビを見たり、スマホを見たりしてリラックスしている方多いのはないでしょうか?
しかしテレビやスマホに集中してしまうと、次の展開が気になったり、いろいろ考えることで脳が興奮してしまい完全に目が冴えてしまいます。
さらにテレビやスマホから出る光の「ブルーライト」も睡眠不足の原因になります。
ブルーライトは人の目がとらえる光の中で一番刺激が強いと言われており、テレビやスマホをみていると目は冴えてきてしまいます。ブルーライトによる目の疲れや刺激は、睡眠時に必要な「メラトニン」というホルモンの分泌を抑えてしまいます。その為身体が夜になったことを認識できず、眠る準備をができないため眠れないという症状に繋がります。
寝る前にコーヒーを飲んでリラックスする
コーヒーなどに含まれるカフェインは就寝前に摂取すると必ず睡眠の質を落とす、又は寝つきが悪くなり翌日の目覚めに影響を与えます。
実は夜にお茶やコーヒーを摂取することで不眠や寝不足の原因になっていることが多くあります。
「コーヒーを就寝前に摂取することでリラックスできる」
これは半分間違いという感じです。
カフェイン自体には覚醒作用があるので、脳は活性化してしまいます。しかしコーヒー豆の香りには疲労回復効果や筋疲労を和らげ、朝の目覚めを良くする効果があります。コーヒー豆をベッドルームに置き就寝前に香りを楽しむというのはおすすめです。
カフェインの効果・効能は人の体質などにより異なりますが、良い意味で脳の活動を活性化させたり、仮眠後に仕事のパフォーマンスを上げてくれる心強い味方でもあります。
睡眠前はできるだけ摂取を避けるようにし、早朝や日中は適度に摂取することをおすすめします。
眠れない時はひたすら目をつむる
ベッドに入ってから時間経っても全然眠れない、、、こんな経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか?
こういった際ひたすら目をつむっていても眠れません。様々な考え事が出てきてしまい、むしろ目が冴えてしまいます。
眠れない時は無理に寝ようとせず、一度布団から離れて本を読んだり、ストレッチをしてみたりして副交感神経を優位にしてあげることで、眠れるようになります。
アルコールを飲むことで寝つきが良くなる
アルコールを摂取したことで寝つきが良くなったという方は多いかもしれません。しかし寝つきが良くなっているだけで、それ以外の部分で睡眠に異常をきたしている可能性が高いです。
就寝前のアルコール摂取が睡眠にもたらす影響
- 睡眠の持続性の低下
- アルコールの量が少ないと逆に寝つきが悪くなる
- 寝つきが良くなると感じるのは1週間程度
睡眠の持続性の低下
アルコールを摂取した後就寝することで、就寝時はアルコールの効果で入眠しやすくなります。しかし睡眠の後半になると交感神経が優位になってしまい、睡眠時間が短くなってしまいます。
睡眠時間が短くなってしまうことで、アルコールを就寝前に摂取している方は、摂取していない方に比べると疲れを感じやすいという研究結果も出ています。
アルコールの摂取量が少なと逆に寝つきが悪くなる
アルコールの摂取が少なすギルと逆に覚醒してしまい、寝つきが悪くなります。飲みすぎても、少なすぎても影響が出てくるので、入眠前にアルコールの過剰摂取はしないことをおすすめします。
寝つきが良くなると感じるのは1週間程度
アルコールを継続して摂取していると、アルコールの耐性がついて身体が慣れてしまいます。耐性が付くと寝つきが良いという効果も感じにくくなりアルコールの過剰摂取にもつながります。結果やはり就寝前にアルコールの摂取はしないに越したことはありません。
就寝前にお腹いっぱいご飯を食べる
就寝前に満腹の状態になると、就寝中身体の中で消化活動が行われいます。消化活動が就寝中に行われてしまうと、脳が活性化してしまい、睡眠の質を落としてします。
またジャンクフードや脂身の多いお肉、ラーメン等を就寝前に摂取すると睡眠の質を落とす原因になりますのでやめましょう。
就寝前は就寝の2~3時間前に食事を終わらせるのが良いとされておりダイエットのためにも良質な睡眠をとるためにもぜひ心がけてみてください。
睡眠薬を飲む
睡眠薬を飲んだ人は寝ているというよりも、鎮静剤を与えられているという状態です。つまり眠っている感覚になっているだけで実際は「ボーとしている」だけなんです。入眠できているとは言えない状態ですね。
睡眠薬は健康にも大きなリスクがありますし、睡眠薬を摂取し続けることで記憶力にも悪い影響を与えるという研究結果も出ています。
お医者様から睡眠薬を処方されている方も多いと思いますが、可能な限り自分のできる睡眠の質の改善を行ってみることをおすすめします。
早起きが健康にいい
世間一般では早起きが健康にいいとされていますが、正直これは人によります。全ての人に共通して早起きが健康にいいというわけではありません。
実際に夜型人間の人も、健康で、裕福だと感じる方も多いという報告も出ています。
朝タイプの人、夜タイプの人は遺伝の影響も大きいので、どちら方が良いということではないので自分の過ごしやすい生活を行うことがおすすめです。
まとめ
今回はよくある睡眠について間違っている認識について解説していきました。
繰り返しになりますが、、、
世の中に出回っている睡眠の間違った認識は7つ
- 寝る前にテレビを見る
- コーヒーを飲んでリラックスする
- 眠れない時はひたすら目をつむる
- 寝る前にアルコールを飲むことで寝つきが良くなる
- 就寝前にお腹いっぱいご飯を食べる
- 睡眠薬を飲む
- 早起きが健康にいい
なかなか寝付けなかったり、睡眠の質が悪いと感じる方は是非参考にしてみてください。
また睡眠の質を良くする方法についても別の記事で紹介していますので合わせてご覧ください。