健康

肩こりの原因と解消方法

小林
小林
こんにちは、パーソナルトレーナーの小林です。

今回は、、、

お客様
お客様
  • 肩こりの原因って何?
  • 肩こりを解消する為には何をしたらいい?

こんな疑問をお持ちの方におすすめな内容になっています。

小林
小林

現在日本人の73.5%が肩こりだと言われており、肩こりが解消しただけでも幸福度が上がったという研究結果も出ているくらい慢性化しています。

実際私の担当するお客様でも肩こりでお悩みのお客様は多くいらっしゃいます。

肩こりは正しい原因と解消方法を知ることで改善する方が多くいらっしゃいますので、お悩みの方は是非最後までご覧ください。

目次

そもそも肩こりとは

肩こりというのは、通常、首から肩甲骨あたりにかけて生じる重たく、鈍い痛みのような症状のことを言います。

ですので実は肩こりとは症状の名称であって、正式な病名ではありません。

人間の身体は複雑なので肩こりの筋肉はこれだというのはないのですが、主に

  • 胸鎖乳突筋
  • 肩甲挙筋
  • 僧帽筋

このあたりの筋肉に何らかの原因がある場合が多いので、当てはまる筋肉に何らかのアプローチして症状を緩和してあげることが重要になってきます。

胸鎖乳突筋

肩甲挙筋と僧帽筋(僧帽筋は上部繊維と下部繊維と記載されています。)

肩こりの原因について

一言で肩こりと言っても原因は色々あり、その原因によってアプローチ方法も変わってきます。まずは自分の肩こりの原因をしっかり理解していきましょう。

肩こりの原因

  • 周囲の筋群の拘縮
  • 周囲の筋群の筋力低下
  • 運動不足
  • 骨の問題
  • 脳神経の問題

周囲の筋群の拘縮

上記でお伝えしていますが、肩こりは主に

  • 胸鎖乳突筋
  • 肩甲挙筋
  • 僧帽筋

この3つの筋肉が原因で起こります。

拘縮というのは、筋肉が固まってしまい動かしにくくなってしまう状態のことで身体を動かさないことで起こる症状です。

拘縮が起こってしまう原因としては

  • デスクワークや運転で同じ姿勢でいることが多い
  • 肩回りの筋肉を動かすことが少ない
  • そもそもの姿勢が悪い

このような原因で拘縮が行る場合が多いです。

周囲の筋群の筋力低下

肩こりは筋肉の拘縮が原因であると思われている方は多いと思いますが、筋力が低下していても起こる症状です。

トレーニングをして肩こりがなくなった、楽になったという方がいらっしゃいますが、それは肩こりの原因が筋力の低下による可能性があります。

運動不足

運動をしないことで筋肉が衰えて、肩の負担が大きくなります。

肩の負担が大きくなることで、筋肉がこわばって血管を圧迫し、血流の流れが悪くなってしまいます。

血流の流れが悪くなることで、乳酸などの疲労物質が蓄積し、神経を刺激して、こわばりやだるさといった肩こり特有の症状を引き起こします。

骨や関節の問題

「頚椎症」や「椎間板ヘルニア」などの首や背中の病気の症状として、肩こり痛が現れていることがあります。

又は肩の関節に何らかの異常があって痛みが生じる場合もあります。

この場合「五十肩」などと言われ通常の肩こりと異なり肩の関節を動かすことで激しい痛みを感じます。

脳神経の問題

肩こりの原因である筋肉が胸鎖乳突筋、肩甲挙筋、僧帽筋というのは先ほどお伝えいたしましたが、この中の胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配しているのが脳神経の副神経です。

脳神経は運動、感覚、自律神経機能に関与していると言われています。

その脳神経の一つが副神経です。

この副神経が何らかの問題によりトラブルを起こすと、僧帽筋、胸鎖乳突筋の運動に支障をきたし、肩や首に負担がかかります。

これが肩こりの症状です。

小林
小林
こんな感じで原因はいくつかあります。

ただなぜこのような問題が起きるかというと

  • 同じ姿勢でいることが多くなった
  • 肩や首に力が入りやすい状態でいることが多くなった
  • 背中を丸めて肩を前に出していることが多くなった
  • 運動をする機会が減った

等がそもそもの原因だったりもします。

肩こりを解消する為にはどうしたらいいのか

肩こりを解消するにはトレーニングや食事と同じく「習慣」の見直しが必要です。

細かな理論や仕組みがわかっていても改善行動の習慣化が出来なければ慢性化された肩こりは治りません。

整体に行くのも1つの方法です、が私からのおすすめは

  • まずは自分でできるセルフケアを続けてみる
  • 肩こり解消に効果的な運動を習慣化する
  • 日常生活で今までしなかった動きをする癖をつける

このあたりを試してみてから整体に行くなどを考えてみるといいでしょう。

セルフケア

肩こりの原因が首周りの筋肉の場合

  1. 首や肩回りで押すと痛かったり、気持ちいポイントを見つける
  2. その場所をずっと押し続ける
  3. 押し続けたまま首であれば頷くように、肩であればはばたくように動く
  4. これを30秒間、1時間おきに行う

肩こりの原因が背中周りの筋肉の場合

  1. バンザイの動作を繰り返す
  2. 動作中に首がすくまないようにする
  3. できるようになったら軽い重りをもってバンザイする

バンザイの動きに首を使わないようにすることを身体に覚えさせる必要があるのと、首を使わなくても動かせる肩の筋力をつけるのが目的です。

継続が大切なので、一度やってみて少しでも効果を感じたらとにかく続けてみましょう。

運動

肩こりの方は背中が丸くなり、肩が前に出てしまっている方が非常に多いです。

胸の筋肉が固まってしまって、肩甲骨が開いてしまっている方が多いのでそんな方たちはこちらのトレーニングを是非試してみてください。

  • チューブローイング
  • リバースプッシュアップ

この二つが非常におすすめです。

チューブローイング

肩甲骨周りを鍛えるのが目的です。

肩甲骨が閉じれるようになることで、前に出てしまった肩を正常な位置に戻すことができます。

こちらの記事で詳しくご紹介しているで是非見てみてください。

自宅でかんたんダイエット!!~チューブを使ったトレーニング~自宅でできるチューブを使ったトレーニングを紹介しています。 自宅でできるチューブを使った背中、肩、二の腕のトレーニングが中心の内容です。...

リバースプッシュアップ

基本姿勢で胸が張れるので肩を正常な位置に戻すことができます。

あとは動作中に肩甲骨が動かせる為、固まっている肩甲骨をほぐしてあげることもできます。

二の腕も鍛えられるので、女性の方は是非試していただきたいですね。

日常生活

日常生活であまり動かない方や同じ姿勢でいることが多い方には是非試していただきたいのがこちらです。

  • 仕事の合間に肩を動かすようにする
  • 定期的に姿勢を変える
  • 肩が動かしやすい作業台に変える

日々に生活でこんなことも気を付ければ良くなる可能性も十分にあります。

いろいろ試しても肩こりが改善しない場合

身体の不調というのは基本的には日々の積み重ねです。

ダイエットと一緒なんですが、筋肉をリラックスさせるだけでなく使うことも重要になってきます。

基本的に私は

  • 整体でのマッサージ
  • エステサロン
  • マッサージチェア

等はお勧めしません。

同じお金をかけて治すのであれば

  • ヨガに通う
  • ジムに通う習慣をつける
  • 1人では無理ならパーソナルトレーニングを受ける

など、あくまで一過性ではなく習慣化することによる改善をお勧めしています。

まとめ

繰り返しになりますが、

肩こりの原因は5つ

  • 周囲の筋群の拘縮
  • 周囲の筋群の筋力低下
  • 運動不足
  • 骨の問題
  • 脳神経の問題

自分の原因を把握して正しく改善しましょう。

原因がわかったらまずは自分のできる範囲で日々の生活を変えてみましょう。

  • 自分でできるセルフケアをまずは続けてみる
  • 肩こり解消に効果的な運動を習慣化する
  • 日常生活で今までしなかった動きをする癖をつける

これを行っても改善されない、習慣化ができない場合は

  • ヨガに通う
  • ジムに通う習慣をつける
  • 1人では無理ならパーソナルトレーニングを受ける

このようなことを行ってみましょう。

一般的に言われている肩こり改善方法では全く効果がないことがほとんどです。

結局は何をするにしても自分の習慣を変えていくことが大切なので、習慣を変えられるよう努力してみましょう。

ABOUT ME
kobablog2018
小林 寛史といいます。 現在パーソナルトレーナーをやっております。 このブログでは体を変えたいと思っていても、正しい方法がわからずボディーメイクを始めることができない人や、現在ボディーメイクに挑戦していても結果が出ない人、なんとなく始めようとは思っていてもなかなか始められない人達の参考やきっかけになっていただけたらと思い始めました。 このブログを通して1人でも多くの方に、体を変えることきっかけで自分自身を変えることができたという助けになれたらと思います。
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