ダイエットといえば体重を落として、体を引き締めるといったイメージをお持ちの方がほとんどですよね。
しかし実はダイエットと健康は密接な関係があります。
先日お客様にダイエットによる癌予防の話をしましたのでご紹介します。
- 癌はダイエットで予防できます!!
目次
癌の原因は主に四つ
癌になる主な原因は四つあります。
喫煙
喫煙をする人は、喫煙をしない人と比べに癌の発症率が1.5倍であるという研究結果が出ています。
また喫煙をされている方だけでなく、周りの人もたばこの煙から肺がんや乳がんになるリスクがあります。
乱れた食習慣
乱れた食習慣は大腸がんの発生リスクを上げます。
日頃から赤身肉、加工肉、ジャンクフード、飲酒、喫煙をされている方は、体脂肪の過多、腹部の肥満などの共通した身体的特徴があります。
近年では大腸がんの発生者は1.5倍にまで増えているそうです。
過度な日焼け防止
過度な日焼けの防止をされている方も気を付けましょう。
人間は日光を浴びることで体内でビタミンDの生成をしています。
日光を浴びないとこのビタミンDの生成を阻害してしまいます。
ビタミンDは癌の予防に効果的であることが実験結果として報告があります。
3000人を対象としたビタミンDのサプリメントを毎日飲むグループと、飲まないグループで実験を行った結果、サプリメントを飲み続けたグループの方が癌の死亡率が低かったというものです。
まだまだ検証中であることは否めませんが関係があると思われます。
夜間の睡眠不足(夜間勤務)
こちらも近年研究結果として報告されています。
デンマークの女性看護師を対象とした調査で、深夜勤務の看護師の方がお昼勤務の人より乳がんの発症リスクが高まるというものです。
原因としては夜間睡眠時に分泌されれうメラトニンの不足と言われています。
ラットを使った実験では、血液中のメラトニンが少ないほど癌細胞の増加が見られるといった結果も出ております。
睡眠時間は確保していても電気をつけたままの人はメラニンの分泌が少なく、女性だと乳がん、男性だと前立腺がんのリスクが高まるという研究結果もあります。
癌を予防するための4つの習慣
禁煙する
喫煙をするリスクを理解することで禁煙に取り組んでみてください。
病院などなどさまざまな場所でカウンセリングを受けることが出来ます。
禁煙の一歩を踏み出してみてください。
食習慣を見直す
アルコール類、小麦製品、塩分、糖質、脂質の過度な摂取、野菜や果物不足は肥満の原因になります。
肥満体質になる、癌になりやすい細胞が生み出されやすくなります。
食習慣を見直すと癌になるリスクを減らせるだけでなく、体も引き締まった見た目になっていきます。
身体を動かす
運動習慣がある人ほど癌の発生リスクは低くなるという報告があります。
厚生労働省が推進している『健康づくりの為の身体活動基準』では、
- 歩行またはそれ同等以上の身体活動を毎日60分行うこと
- 息がはずみ、汗をかく程度の運動を毎週60分行うこと
を推進しています。
運動習慣をつけることで、消費エネルギーが増え肥満の防止にもつながります。
また運動をすることで就寝時のセロトニンの分泌がされることで睡眠の質が上がり、アドレナリン濃度も上がることから睡眠に入りやすくなります。
肥満の予防、睡眠時のメラトニンの分泌などで癌の原因を予防できます。
まずは1週間に1日でも大丈夫です。時間も短くて大丈夫です。かんたんな運動を始めてみてください。
日光を浴びるようにする
日焼け防止をやめろとは言いません。
が、1日15分は日光を浴びるようにしてください。
それが難しい方たちはビタミンDのサプリメント、もしくはビタミンDを多く含む魚介類や野菜、果物などを食事から摂取するよう心がけてみてください。
まとめ
ダイエットといえば体重を落とす、見た目を引き締めるなどのことを最初に思い浮かべるのではないでしょうか?
それは間違いではありませんが、体重を落とすこと、身体を引き締めることで得られるものはそれだけではありません。
普段の間違った食習慣の改善で病気の予防になり、健康寿命を延ばすことができます。
健康寿命を延ばすことで、病気を予防でき、医療費を削減することができます。
今一度自分にダイエットが必要かどうかを真剣に考えてみましょう。
ではまた!!